販売促進士トレーニングプログラムとは?
飲食店コンサルタントの笠岡はじめです。
私は過去20年間で、1, 000件以上の飲食店コンサルティングを行いました。その過程で、多くのお店で共通するで売上を向上させる改善手法を見つけてきました。
これらの手法をわかりやすくまとめ、事例を交えて体系化したのが、本マニュアル『販売促進士トレーニングプログラム』です。そして、このノウハウは、今も飲食店のコンサルティングで活用しています。
この講座は基本的に、最初から順番に学んでいただくのが良いですが、各動画を細かく分割しているため、改善したいポイントをピンポイントで学んで実践したり、必要な時に辞書のように使うこともできます。
実際のコンサルティング現場では、売上をすぐにでも上げる必要がある飲食店が多いため、Step1 からではなく、Step5 と Step6で売上を即座に向上させながら、同時に長期的な売上と利益のためにStep1から始める店舗改善が行われることがよくあります。
これらをカリキュラムにまとめました。各ステップの概要は下記の通りです。資格講座では、これらのノウハウを身につけていきます。
Step1.店舗力の再構築・店舗力向上を検討する
〜お店の現状を確認して改善の大きな方針を決める〜
最初に、お店の現状を確認し、店舗力を再構築または向上させるために、業態力、ビジネスモデル、目標損益モデルなど、お店の基本となる要素を理解し、大きな改善方針を決定していきます。
Step2.お客様にとってお店をわかりやすくする
〜コンセプトとショルダーネームの見直し〜
売上不振のお店の共通点は、お店がわかりにくいことです。あなたのお店がどんな特徴を持った「何屋さん」なのかを今一度考えることが業態改善の第一歩です。そのためのコンセプトとショルダーネームを見直す方法を学びます。
Step3.満足度を上げる顧客体験誘導の仕組み構築
〜メニューブックをリニューアルしながら業態改善をする〜
メニューブックでオーダーコントロールができると、お客様が満足する料理を注文していただけるため、顧客満足度と顧客体験が向上します。さらに、メニューブックを活用することで利用動機を広げ、顧客ターゲットを拡大して来客数を増やすことも可能です。
つまり、メニューブックのリニューアルによってお客様の注文や店舗の利用方法、スタッフの動きが変わるため、本ノウハウによる売上アップの再現性が高まります。これが本プログラムの一番ポイントです。本章では、メニューブックのリニューアルを通じて業態改善を実現する方法について学びます。
Step4.お店の発見率と入店率を上げる仕組みを構築
〜ファサード改善のノウハウを学び、集客できるファサードを作る〜
ファサード(お店の外観)の告知やディスプレイを変えることで、お客様がお店を見つけやすくなり、入店率も向上します。どんな時代も、お店を知る最も重要な方法はファサードです。ファサードをうまく改善すると、その日から来店客数が増えます。ファサードを改善する方法を学び、実際に改善を進めていきましょう。
Step5.固定客作りの仕組みの構築
〜仕組みの販促の設計「固定客作りの販促フロー」〜
一度構築すれば、しばらくは自動的に運用できる販売促進を私は『仕組みの販促』と呼んでいます。本章では、販売促進の最終目的を理解し、固定顧客を獲得するための販促フローを構築する方法を学びます。
Step6.来店きっかけ、思い出してもらう仕組みの構築
〜計画的な販促の仕組み「年間販促計画」〜
新規顧客を獲得するだけでなく、リピーターを増やすためにも、販売促進は今後も重要性を増しています。しかし、飲食店では現場が忙しいため、販売促進を継続することが難しいこともあります。そのため、年間の販促計画や販促企画の立て方、販促の損益分岐点の計算方法を学び、販促を継続する仕組みを構築していきます。
全ての講義は時間が有効に活用できる動画受講です。講師に直接質問できる体制を整えているので安心です。講義は、約10時間。10分から20分の動画が約50本です。
カリキュラム詳細(上級販売促進士/販売促進士)
第1章 店舗力の再構築・店舗力の向上〜お店の現状を確認して改善の大きな方針を決める〜
- 店舗力とは?運営力とは?
- 業態力とは何か?具体的な改善項目は?
- お客様の記憶に残る体験ストーリー構築しよう
- あなたのお店を業態力を改善しよう
- 店舗力に組み込むビジネスモデルとは?
- 業態に組み込まれている儲かる仕組みとは?
- 目標損益モデルを確認しよう
第2章 お店をわかりやすくする〜コンセプトとショルダーネームの見直し〜
- コンセプトとは何か?コンセプトをどう構築するか?
- 繁盛店の土台を作るコンセプトを3ステップでまとめる方法
- コンセプトをショルダーネームに落とし込む
- 7つの視点で考えるショルダーネームの作り方
- ショルダーネーム事例を学び自店のコンセプトとショルダーネームを考えよう
第3章 業態改善と顧客体験誘導の仕組み構築〜メニューブックをリニューアルしながら業態改善をする〜
- なぜメニュー改善が業態改善を体現するのか?
- 再現性のある効果的なメニューブックの作り方
- メニューリニューアル事例を学ぼう(居酒屋)
- メニューリニューアル事例を学ぼう(洋食・レストラン)
- メニューリニューアル事例を学ぼう(蕎麦・うどん)
- メニューリニューアル事例を学ぼう(焼肉)
- メニューデータ分析で現状確認をする方法
- 現場に聴く5つの質問とは?
- クロスABC分析の方法
- カテゴリのクロスABC分析とは?
- メニュー分析で何を読み取るのか?
- 商品の追加・削除の判断基準7つのポイント
- 出数のABC分析で主要材料の徹底管理
- 原価率ダウンとロス対策の5つポイント
- 看板商品をブラッシュアップする方法
- 売れる商品開発の公式
- 売れる看板商品の事例
- 売れる商品の設計手法
- 注文したくなるメニュー名の3つのポイント
- 注文したくなるメニュー名の事例
- あなたのお店らしい商品説明を考える方法
- メニュー戦略策定のための7つの項目とは?
- こだわりを見つける方法、こだわりを伝える方法
- メニューのページ割りはどうする?作成過程の事例公開
- メニューカテゴリの見直し方、使い方
- カテゴリを改善する7つのステップ
- お客様視点のカテゴリの使い方
- カテゴリでお客様にメッセージを伝える方法
- お客様に品揃えを多く見せる方法、少なく感じてしまう理由
- カテゴリで新しい利用動機を作ってお客様を増やす方法
- 相乗積でカテゴリごとの原価調整をする方法
- 飲み放題の原価コントロールをする方法
- 商品構成を見直す方法
- 商品価格改定の5つポイント
- 商品の値上げをするときの3つの優先事項
- 失敗しない値上げをするための10個のポイント
- お客様の予算の数字と差別化を感じる数字の理論
- メニューブック設計方法と制作過程の事例
- メニューブックのページ割りのポイント。どこから考えるか?
- メニューブックの表紙と裏表紙の使い方
- メニューブックの最初の見開きページの使い方
- カテゴリの中の主役と脇役を明確にする方法
- オーダーコントロールのための視線を留める12のテクニック
- ランキングでオーダーコントロール
- お客様に高いと思わせない高価格商品の扱い方
- メニューブックをホールスタッフにしてホールオペレーションを軽くする方法
- トッピングやセットのオーダー率を上げる方法
- 1枚もののメニュー表は何を基準に設計すればよい?
- Zの視点はもう古い!Zの視点の応用で目線をコントロールする方法
- 飲食店のための料理写真の基本のキ
- 写真で美味しさを伝える3つの方法
- 写真にメッセージを持たせる方法と事例
- 写真を美味しく見せる基本構図
- 写真で意図的に目を留める方法
- 美しく見せる盛り付けの3つのノウハウ
- 盛り付けで美味しく見せる色使いの基本
- 失敗から学ぶ!見にくいメニューのダメなポイント
- メニューデザインBefore&After 洋風居酒屋
- メニューデザインBefore&After 和風居酒屋
- 手書きメニューのポイント Before&After
- 喜ばれるお子様メニュー5つのポイント
- 売れる差し込みメニュー3つのポイント
- 新メニューを現場に投入する前にやっておくこと
- メニューブックは何冊必要か?必要なメニューブックの計算方法
- メニューリニューアル後に確認する項目
第4章 お店の発見率と入店率を上げる仕組み構築〜ファサード改善のノウハウを学び、集客できるファサードを作る〜
- ファサード改善が重要な理由
- 集客ファサードになる3つのステップ
- ファサードの改善事例とダメな事例
- 遠くから見る看板は具体的に何メートル前認知できないといけないのか?
- 一度に認知できる文字数は何文字か?
- 一度に認識できる情報の数はいくつか?
- 文字の大きさを決める計算式
- 失敗しない看板デザインの確認方法
- 入りやすいファサードのポイント
- 最後のひと押しの看板にどの情報を載せるのがよいのか?
- ファサードで使うPOP・ポスターの事例
- 効果的なタペストリーの作り方と事例
第5章 固定客作りの仕組み構築〜仕組みの販促の設計「固定客作りの販促フロー」〜
- 飲食店の販売促進には2種類ある
- 飲食店の販促の最終目的とは何か?
- 販促で重要なことは売上アップのパラメーターのどれを上げるのか明確にすること
- 販促は接客とセットにして完成する
- 飲食店の固定客化フローチャート
- 固定客化の仕組みを作ろう
- 飲食店の販促手法とメディア一覧
- 販促ツールを作る時に考えるポイント
- 効果的なポスター・POPの基本構造とは?
- お店を選んでもらう注文してもらうために伝える基本パーツ
- ポスティング・折込チラシの事例(新規オープン・リニューアル)
- ポスティング・折込チラシの事例(集客・新規客増)
- 宴会チラシ掲載項目チェックリスト(表面)
- 宴会チラシ掲載項目チェックリスト(裏面)
- 宴会チラシの事例
- ショップリーフレット掲載項目チェックリスト
- ショップリーフレットの事例(何がいくらか?メニューを伝えるパターン)
- ショップリーフレットの事例(他の店とは違う!価値を伝えるパターン)
- ショップリーフレットの事例(地方の広い店用!利用動機を伝えるパターン)
- テイクアウト・デリバリーのチラシの事例(居酒屋)
- テイクアウト・デリバリーのチラシの事例(仕出し・MR向け)
- テイクアウト・デリバリーのチラシの事例(うなぎ・高級)
- テイクアウト・デリバリーのチラシの事例(食堂・弁当)
- テイクアウト・デリバリーのチラシの事例(蕎麦・うどん)
- テイクアウト・デリバリーのチラシの事例(焼肉・MR向け)
- 記念日パンフレットの事例
- 法要パンフレットの事例
- 採用・求人チラシ・ポスターの事例
- メニューブックで使える言葉 食感語
- メニューブックで使える言葉 調理ワード
- メニューブックで使える言葉 キャッチコピーネタリスト
第6章 来店のきっかけ・思い出してもらう仕組み構築〜計画的な販促の仕組み「年間販促計画」〜
- 販促計画作りの基本
- まずは自店の客数ベースで季節指数から考えよう
- 販促企画の立て方
- 販売促進の目的を明確にする
- 販売促進企画書サンプル
- 販売促進の損益分岐点計算方法
- 販促企画を考える4つの軸
- 年間販促計画の立て方〜パターンを知る〜
- 販促計画の立て方 〜順序を知る〜
- 年間販促計画例と年間販促計画のフォーマット
上記ノウハウは、販売促進士日本フードアドバイザーオリジナルの全国の飲食店をコンサルティングをして効果実証済の具体的な手法を惜しみなくお伝えします。